黒色のビジネススーツを礼服として着てもいいのか？

お葬式で礼服を着ようと思ったら、
ちょうど手元に無いことが発覚！

手持ちの黒のビジネススーツを、
礼服の代わりで代用できるのかどうか。

また、
礼服を持っていない人も、
黒色のビジネススーツで良いのか、
ちゃんと礼服を買う必要があるのか。

世間の常識って本当に曖昧ですよね。。
(#-д-)

そこで、
礼服の代用としてブラックのビジネススーツを使えるか、
ちょっと気になったので調べてみました！

礼服とビジネススーツでは、
実は違う部分がたくさんあるんです。

・色
色は真っ黒である必要があります。
ここは、真っ黒のビジネススーツであればOK。
ストライプとか入っていたらダメですね。

・光沢
光沢もあると良くないです。
礼服は、
光沢の無い「深い黒」が良いとされています。
実は礼服はウール100%が多く、
ビジネススーツはポリエステルが混合されているので、
光沢が変わってくるみたいです。
もし、光沢が無いビジネススーツであれば、
ここもまぁOK。

・デザイン
礼服はベントが無いんだそうです。
ベントとは、切れ目ののこと。
普通のスーツって、
サイドとか背中のところに切れ目が入っていて、
動きやすいようになっていますよね。
礼服はノーベントが基本だそうです。

などなど。

細かい違いが多く、
黒色のビジネススーツを、
礼服として使うことは難しそう。

見る人が見たら、
違いが分かってしまいますね。

特にお葬式などは、
ご年配の方も多く出席させるので、
礼節を重んじる方もいらっしゃると思いますしね。

失礼と思われることの無いよう、
「礼服」はしっかりと用意するべきだと思います。

そもそも「礼服」ってなんなんでしょうか。

調べたところによると、
①礼服：燕尾服、モーニングコート
②準礼服：タキシード
③略礼服：いわゆる礼服(ブラックスーツ)
④平服：ビジネススーツなど
となっており、
①→④の順に格が下がる。
ただし、①や②を着る機会はほとんど無くて、
特に若い人だとなかなか着ることもないでしょう。

③がいわゆる一般的にいう「礼服」です。
真っ黒なスーツ。
管理人は、
礼服＝葬式で着るもの
と思っていたのですが、
冠婚葬祭の全てで着れるものが、
③の略礼服なんですね。

昔の日本では、
スーツをたくさん用意するのが大変だったから、
全てに対応できるように略礼服が広まったと。

これはありがたい！^^

ということで、
③を一着持っていれば、
シャツとかネクタイをそれ相応のものに変えれば、
葬式も結婚式も全て対応できるんですね！

特に最近の結婚式では、
「平服で来て下さい」の一文が添えられていたり。

また、若い人で、
あえて礼服で行く人がとても少ないですね。

せっかくの結婚式だから、
オシャレなスーツで華やかに装う人が多いです。

そういう意味では、
礼服ではなく、
少し光沢のあるくらいの黒のビジネススーツの方が、
適しているかもしれませんね。

もちろんお葬式はしっかりとした礼服が良いと思いますが、
もし余裕があるなら、
結婚式用にオシャレなスーツを用意するのが、
今の時代に一番あっているかもしれませんね。

お金的にもいろいろ大変だし、、
ということであれば、
礼服１着で全然OKなので、
シャツやネクタイを工夫するなどして、
礼服でも華やかに演出して、
上手く着こなせばよさそうですね！^^

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